明日は
あいりん地区の炊き出し弁当食べよかな?
もう何だか、この土地に染み込んでしまった。
労務者ではないし、
逃亡者ではないが、
何だか妙に気に入っている。
かつて私にとって大阪事変というのもあった。
確かに裏切りと騙しあい、
暴力的な街ではある。
しかし、どこかに情味深いものも残ってはいる。
労務者へ配る炊き出し弁当・・・。
中には偽善的行為という人もいよう。
好きなことを言うのは自由だが、
何事も行動で示し
喜んでいる人がいるのは事実だ。
それを身に行く。
実は殆どあいりん地区化した私が
ただ弁当を食べたい訳ではない。
ここから何かが始まり広がっていく。
現在の包み隠された現実・・・。
ここでしか住めない人もいる。
意外と前ほど治安は良くなった気がするけど、
それは観光シーズンのせいかも知れない。
通天閣から新今宮にかけては多くの観光客で賑わっている。
だけど、夜中になるとシーンと静まりかえって
不気味な雰囲気が漂う西成・・・。
太子の交差点から南にかけてはタクシーも行くのを拒む。
日本一の無法街。
だけど、オジサンから若者は都会よりも元気だ。
やがては、この元気さから日本は変わりいくだろう。