関東のアウトローな男たちも捨てたもんじゃない。
昨日、今日と食事に誘い色々と心配し励ましてくれた。
ノア様が側にいない。
それは私にとって最大なるイラつきの原因でもある。
薄汚い手口で銭をゴマかし、
私らの青春の思い出である
暴走族ブラックエンペラーの嘘記事をわざと載せた。
金のためなら我が家族もメチャクチャに、
私との約束も平気で破るマッドマックス。
良い編集部員もいるけれど、
全て長たる人間の責任だ。
「行儀悪ければ殴っても蹴っても構いません」
と言ってたね、編集長。
「そんな出版社を相手にするな」
そう色々と出版業界で指導を受けてる人は言う。
「仕事を失うぞ」
と忠告してくれる先輩もいる。
だが、私は命がけで物を書いている。
そりゃあ、大して儲かる仕事ではない。
私自身と付き合っても、あんまり得することはないだろう。
それでも心ある人間はいる。
そうした人たちのためにも頑張らなければならない。
ノア様のために何を残せるか?
それは中野ジローという人間が父親であったこと・・・。
要領も悪ければゴマするのも嫌いな男。
それならヤクザやってたほうがマシだもの。
けれど私はアホである。
しかも通常のアホではない。
さぁ~て、そろそろ何が起きるかな?
もう暫く後かな?
非常事態は突然と起きるものだ。