勝手に私が、この人が友達と判断するものだ。
そりゃあ、人間、50歳にもなれば
同年代の人間は家族や立場を第一に考えるだろう。
銭金、損得の問題もあって当然だ。
しかし、私は自分が友達と思う人間に
裏切られてもいい。
騙されてもいい。
ただ限界値を超えれば30倍返しだが・・・。
私の父である漫画家の森哲郎は言った。
「俺は一生、子供でいたい。だから父親らしいことは出来ない。ただ友達だけは大切にしろ!」と・・・。
父親は何だかんだと周りにチヤホヤ軍団がいたから、
それを友達だと思っていた。
ガキみたいな発想で数々のアイデアを生み出し
人が描けないような多くの作品を残して死んだ。
だけど、結局は孤独な思いをズーッと心に抱いていたことを私は知っている。
確かに私ら兄弟は父親らしいことをして貰ったことはない。
家庭をかえり見るような人じゃなかったし・・・。
私はズーッと家族というものを探し求め続けていたのかも知れない。
今は家族がいれど家族ではない。
ノア様は私の婚約者だし・・・。
だが、私は散々と悪事に手を染め、
多くの友達の気持ちを裏切ってきた。
私にとって物を描く仕事は
仕事であって仕事ではない。
散々とバカやってきた中野ジローが友達に対する思い・・・。
たぶん、まだまだバカはやるさ。
シミケンとか、
マーシーとかのようなバカじゃなく、
本気でバカがバカなりに本を出し、
色々なことに取り組む活動・・・。
このカタギの世界は、
ヤクザよりも汚ねえな、
と思うこともある。
けれど、自分なりの信念で突っ走るだけ・・・。
ノア様が側にいないイラつきは
全てマッドマックスにぶつけてやるさ。
単身でね。
まだまだ時期を見て・・・!
口だけ男の独り言でした(笑)。